===== FISHING =====
モルディブは正にフラット天国、僅か周囲数十メートルと小さいサンドバーから、数日間歩き続けても行き着くことのない広大なフラットまで、様々なポイントが無数にある、
そんなフラットにもたくさんのポイントがあり、目が慣れてくるとウェーディングでゆっくり前に進む自分の前を様々な魚たちが横切っていくのが見えてくる・・・ すかさずキャ
ストすれば恐怖を知らないウブな個体たちは直ぐに何かのリアクションを見せてくれる。更に目が慣れてくると更に遠くで魚を見つけることができるようになってくる、そして
数種類の魚をキャッチし、遠くを泳いでいく魚が何であるか魚種の見分けが出来るようになった頃、フラットのサイトフィッシングの本当の魅力を知る事になるでしょう。
フラットでの最高のターゲットであるボーンフィッシュはじめ、ベイトと共にフィーディングにフラットに上がってきたトレバリー、更には小型のシャーク類が僅か数十センチ〜腰
あたりの水深ではターゲットになる。更に、点在するサンゴの上をポッパーやストリーマを通してやると、ハタ類が必ずと言って良いくらいヒットしてくるでしょう。
そしてフラットのエンドはなだらかなサンドでのカケアガリになっている場合と、鋭く切り立ったリーフ・エッジになってる場合との2種類が主なのですが、このフラットからリー
フに変わり、急激に水深が深くなるリーフ・エッジの際をGOODサイズのトレバリーが回遊してるのです。 ここではサイト・フィッシングも可能ですが、ここであろう場所でブラ
イン
ドキャストを続けていると、トリバリーをはじめ、やや大きめのハタ類、カツオ等の回遊魚もヒットしてきます。
フラットを彷徨いながらボーンフィッシュ等をサイトで狙うゲームも非常に楽しいですが、私個人としては、この豊かなリーフ・エッジでの、サイトによるトレバリーゲームこそ、
ここモルディブで皆さんに一番楽しんで頂きたいゲームだと思っております。
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サファリボートでクルーズしながら遠巻きに環礁地帯やフラットを観察し、『よし、ここでやろう!』 ということになったら支度をしてテンダーボートに乗り換え上陸する。
遠くに見えるのがサファリボート サンドバー及び、環礁地帯にはテンダー・ボートで上陸し、各々の目指すポイントに向かいスタートフィッシング!
広大なフラットの場合、自分の立つ位置から360度がポイントとなるため、オフショルダー等、気にする事は無い。
サイトフィッシングで魚を探しながらゆっくりと進む・・・・ 時折、ブラインドでキャストをしてみるとブルーフィン・トレバリーがヒットした。
このクラスのサイズだと、5〜10匹前後の群れで浅瀬をけっこうなスピードで回遊しているのを良く見かけるが、群れにキャストしてしまうと直ぐに逃げて行ってしまうが、
進行方向に(かなり遠くでもOK)キャストしてやると猛烈な勢いで走ってき、フライを取り合いヒットしてくる。 全くスレを知らないウブな個体ばかりのようで、下手に驚か
すようなキャストや動きをしなければ、向こう側からフライを見つけて突っ走ってきてくれます(笑) この初日の時点ではボーン・フィッシュをメインに狙っていたので、フラ
イはチャーリー系を使用してましたが、その後、ポッパー系に変えたら、そのポッピングめがけ更に遠くからも個体が突っ走ってきました。とにかくスゴイよ!!!
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こちらは砂浜を歩いていると、そこそこサイズのブルーフィン・トレバリーが膝下ほどの浅瀬を極めてゆっくりと泳いでいるの見つけました。 進行方向の先、
20mくらいのところにクリス・フライ(特大)をキャストし、ポッピングすると、これまた最初のアクションで猛烈な勢いでフライめがけ突っ走って行き、大きな水
しぶきを上げて豪快にヒット! するとどこからとも無く同じくらいの個体が現れ、ヒットした魚の後ろに着いて一緒に泳いでました(笑)
このクラスくらいのトレバリーになると、#8クラスでは止められませんネ、この時は更に大型狙いのため#12を使用してましたが、このクラスで楽しく遊ぶな
ら#8 フライが大型でキャストの事を考えて、且つヒットさせた個体を確実にキャッチしようと考えるなら、#10あたりがベストなのではないかと思います。
こちらは基本的に砂地のフラットなのですが、珊瑚礁が点在したり、スポット的にリーフになってるような場所ですが、このようなポイントでは多彩な魚がヒットしてきます。
トレバリー系はもちろんのこと、このようなコッド(ハタ)類が非常に良くヒットしてきます。サイズは20pくらいのカワイイものから、ちょっとグロテスクな40pくらいまで
がアベレージのようです。このようなフラットに点在するリーフではなく、切り立った向こう側がどん深のリーフエッジでは、更に大型の物がヒットしてきます。