PALLAS FISHING GUIDE SERVICE IN TANEGASHIMA-ISLAND 16〜18.Jun.2012

2日目:豪雨と落雷



- 昨夜は25:00時過ぎまで飲んで5:30時起床、一人ごそごそお湯を沸かしてシーフード・ヌードルを食べ、6:00時前にゲストの皆様を起こして、いざ出発!
宿を出た時点では風も穏やかで怪しい雲も無かった。 太陽も時折顔を覗かせるなど、今日は期待感十分で一気に馬毛島まで走った。 ポイントに着
く小さな漁船が多く浮いていて、どうやらトコブシ漁らしいが私の大好物だ・・・

さて、船長が根を探し良い塩梅でピンポイントを通過するように船のポジションを決める、好し!の一言でエンジンが止められ後はフリードリフトでポイン
ト方向に進んでゆく・・・ そしてキャスト開始! 凪も良く、潮の効き具合もバッチリでかなり良い感じ^^ 何時出るか?何時出るか?と期待感は高まる

しかし、これが、なかなか出ない・・・(泣)



後ろでは開始早々に毎度の赤い肴?魚がコンスタントに釣れるのだが、

船を再び同じ位置まで戻し、同じ感じで何回か流すがG.Tが出てくる気配はなく、そのうちだんだんと雲行きが怪しくなってきた・・・

冷やぁ〜〜〜っとした風が吹いてきたな?と思った瞬間、空は真っ黒になり、ついに始まってしまった(泣)

 



いきなりの集中豪雨!視界は50mを切ってるだろう、近くに居た漁船も全く見えなくなってしまった。

 



ゴロゴロ・・・ なんて生易しい音ではない! グシャ!とかグチャ!見たいな感じの激しい音で島に雷が落ちまくってる(泣)

マジ、腕などの毛が逆立ち静電気を肌で感じられる程の状況・・・

とにかく怖かったよ(泣)

4人で屋根の下で身体を擦り合わせるように固まって震えてましたね(笑)



その後、何も出来ずだた嵐が過ぎるのを待ち、30〜40分後には再び青空が広がった。
さて、ゲーム再開と思ったが、激しい雨のせいで海面にはイヤな濁りが発生し、仕方なく大きくポイントを移動することとなった。

今度は島のやや南側で先週は良かったという沖目の根回りを攻める、ボトムには海草が激しく生い茂ってるようで、インチックでボトムを小突くと
あっという間にフックには海草が絡まり、ボトムフィッシングは不可能状態・・・ そんな訳で私も仕方なくG.Tポッパーを投げる(嬉!) 
そして、数十投目で私のポッパーにG.Tが着いた!ショートピッチで誘いをかけると左右からバイトしてくるがルアーに届いてない、更に誘いをか
けながらショートパンプするが、結局食わせきれずG.TはUターンしてしまった。 まだまだ未熟者ですな(泣)

その後、前で頑張る3名の中の一人のポッパーにG.Tが着いた!ところが、後ろからポッパーに襲い掛かる瞬間に見えた背ビレでS氏はサメと勘違
い、しかし、これが40kgはあろうかという、デッカイG.Tだった(泣) 『あらぁ〜勿体無い』 と船長が一言。

『あれ?今のサメじゃなかったですか?』とS氏

船から約10mくらいのところで反転してった魚体にはしっかりゼイゴも見えましたよ(泣)

そんな訳で、2日目は G.Tからのコンタクト2回 その他赤い魚たくさんで終了!

ちょいと、空気を変えるためにも今夜はバッチリ美味いもんでも食いに行きましょう!

と、釣れなかったにも拘らず、皆さんニコニコで港に向かいました(笑)



とりあえず、天気予報では出船はおろか現地まで辿り着けなかったかもしれない状況で、なんとか2日間は釣れなかったにしてもキャストは出来ただけ好し!としましょう!

そして、明日ラスト1日を精一杯頑張りましょう!

と、今夜は地物の海産を肴に皆さんで大宴でした^^

地魚の刺盛 南方独特のあまったるぅ〜い醤油で頂きましたが、やっぱ関東人には普通の醤油の方がお口に合いますネ(苦笑)
左は活トコブシのお造り、1個800円はお値打ちです! 水槽に居た5匹全部食べちゃいました^^

こちらでは定番のキビナゴの日干し、こちらでは雑魚(ザコ)と言いますが、安価で美味しくある意味つまみはコレだけでもOKなくらい、私は好きです。
右は"たづくり"のから揚げ コレはくせが無く食べやすい魚でゲストの皆様にもキビナゴより評判でしたが、この たづくり→田作り という意味で、田んぼ
を作るシーズンに大量に獲れるので、そういう名前になったそうですが、正体は子サバです。言われると、あぁ〜『サバの味するゎ』って感じですね(笑)

海老、ゾウリエビ、キス、イカ、サバ、カマス、トビウオ、キビナゴの干物と、さつま揚げ、各種野菜などの炭火焼です。

これとビールは最高でしたが、高血圧の方はちょっと注意ですね(泣)


皆さん、どっから来たとですか?

えぇーー、わざわざ釣りするために来たとですかぁ?

それで、たくさん釣れたとですか?

『・・・・・。』


その後は聞き慣れない九州弁のオネーチャンたちと楽しく飲んで、明日は精一杯かんばろう!

と、気合を入れる皆さんでした。

 

3日目:待望のヒットへつづく