PRIVATE FISHING TRIP EAST HOKKAIDO 22〜24.jun.2010

プライベート　フィシング・トリップ　東北海道某河川ウエットフライ・ゲーム

某河川編

河川でのゲームはゆっくり目のスタートで問題ないでしょう・・・という事で昨夜は午前までガッチリと呑んで、ホテルで朝食を摂ってから7:00時過ぎに出発した。

 

河阿寒湖温泉ホテルエメラルドより、約一時間程でポイントに到着、このポイントだが、通常で水深は腿あたり、川底は小ぶりのゴロタといった感じで滑りやすいものの、
対岸に渡る事はそう困難な物でもない、水質的にも透明度は非常に高く、小さなゴロタ状の川に点在する大きな岩の際などを目視して上流からダウンクロスで狙って
行くのが基本的なスタイルなのだが、本日に関しては、このところ続く断続的な降雨の影響でご覧の通りのドチャ濁り状態（涙）　更に水量もかなりの増水傾向にあり、
流れも強く、基本的に滑りやすい底質も助けて岸から4mほど入ると立ってるのがやっとで、バランスを崩せば直ぐに転んでしまう状況・・・　地元のAちゃんも、雨男M氏
も、ここで転んで流されました（笑）

川の水の色を見た瞬間に、ヤル気も完全に失せたのだが、対岸のオーバーハングしてるところでいくつかのライズが見られた。　んん？　イケルか？
でも、あそこでライズじゃ狙える距離じゃないよね？　いや、あそこでライズしてるなら、あの辺りにも居るんじゃなかろうか？

とりあえず、やってみようか？

そだね＾＾

という訳で一同タックル準備

タックルデータ：K-BULLTE LS993 #3 9'9"
ABEL TR-3
Scientific Anglers AIRCEL WF-5-F Sunset #5
AKRON FLUOROCARBON 3X　9ft　GULAND MAX #1(4X）1.7m

FLY HOOK　DAIICHI Heavy Wet Fly Hook 1530 #10

 

開始間もなく一番上流の雨男Ｍ氏がヒット！コイツをいつものようにバラすが、直後にまたヒット！　コイツは無事にランティング！ネットに個体を収め
こちらに歩いてくる最中にオイラの足元でAチャンがヒット！そうこうしている間に最下流のオイラにもヒット！しかし・・・
雨男Ｍ氏、Aちゃんにヒットした魚は42�p〜43�pのサクラマス、んで、オイラにヒットしたのは20�p程のヤマメでした（涙）

その後、彼等（オイラ以外）は良い感じでヒット＆キャッチを続けているも、オイラには全くアタリが無い（涙）

久しぶりにヒットするとウグイだったり、何かが間違ってるような感じ・・・

夫々のタックルは、M氏が12ｆｔ #6 にドロッパー2個＋リードフライ　Aちゃんも同様、オイラは#10のソフトハックル1個

濁りもあるし、#10ソフトハックルだけじゃ目立たんかな？

という訳で、M氏から#6のオレンジ色をした大きめのフライ（ダンケル）を貰い、ﾄﾞロッパーにしてみた。

すると、案の定、直ぐにアタリが出始め、これからは楽しいゲーム展開となりました（嬉！）

 

45°の角度でダウンクロスでキャスト、ややラインを送りながらスイングさせ、 岩を目視できないので
流れの変化やヨレを見て岩の位置を予測し岩の陰にフライを送り込む・・・
ここぞのところで "コツ！"とアタリが出ると、ホント、気持ち良いデス！　んで、そんな感じでヒット！

 

無理にテンションを掛けると魚側も必死で走る・・・　流芯に入って下流に走られると何もできなくなってしまうので、
無理にテンションを掛けず、魚が下流に向かないように、丁寧に間合いを詰めてゆく・・・

 

ゆっくりと間合いを詰め、リーダーが入ったところでランティング体制に入るが、
ここからまた魚も頑張って一気に走ってしまう・・・　上流なら良いが下流だと、けっこうな距離を行ってしまいます（涙）
一度手にしたランティングネットを再びマグネットに付け、 再ファイト開始、これを数回繰り返し・・・

 

よぉーとっ・・と・・とーー ぉー

 

ちょっと危なかったけど、無事にネット・イン！

 

45.0�pほどのサクラマスでした＾＾



本来ならば、ニジマスがメインターゲットなのですが、時期的なのもで今回はサクラマスがメインとなってしまいました。

通常であればターゲットのニジマスのアベレージサイズは30�p〜40�p、50�pクラスも高確率でヒットしますが、キャッチ
に至れるのは稀、地元の友人も60�pクラスまでヒットさせてるが、キャッチに至れたのは数十本に一本程度の確立です。

とにかく滑りやすい川底なので、ファイト中に、魚の動きに合わせてアングラーが上流へ下流へと俊敏に動けない環境です。
ヒットさせた位置から動けずのファイトとなるので、ランカー狙いでそれなりのタックルで挑めばキャッチに至れると思います
が、その場合、白鮭狙いの#10に20ｌｂクラスのリーダーでやるようになると思います。

当然バイトも少なくなり、乗りも悪くなりますが、ヒットに至れたら最高っすネ！　

基本的なベストタックルは#5〜#6ロッドあたりですが、それでも弾かれて乗らない事が多く、#3にすると格段に乗りが良く
なります。しかし、その後のファイトは#3だとかなり辛く、60cmクラスをキャッチするのにはかなりの強運が必要かな？
まぁ、目的に合わせたタックルで自分のゲームを楽しむという形がベストですね。

 

多少ブナも入ってますが、まだまだ銀色の綺麗なサクラマス

オホーツク側のサクラは45�p前後がアベレージサイズで、やや小ぶりです。
今回は12本キャッチ中、最小41�p　最大52�pでした。

かなり重たい流れの中で#3ロッド4Xティペット#10フック での50�pクラスは興奮モノですぞ＾＾


つづく・・・